事業計画書のつくりかた⑤強みの深掘り

起業をしようと考えている方、もう既に事業を行なっている経営者の方。
 銀行に相談したり、国や自治体の補助金に挑戦したり。その際に必ず必要になってくるのが「事業計画書」。

 「事業計画書」は、今お店や会社がどんな課題を抱えていて、その解決のためにはどのくらいの資金が必要で、どんな活動が必要で、どのようなスケジュールでそれらを行なっていくか、社内だけではなく周りの協力者にもわかりやすく伝えるツールです。そこで今回は、強みの深掘りについてお伝えします。

お客さんに魅力のあるお店だと知ってもらうには、まず「うちの店のウリはこれやで!」というのをわかりやすくアピールする必要があります。前回「ライバルとの比較」を行った結果、他のお店にはない特徴、お客さんはなぜうちのお店を選ぶのかをじっくり考えてみましょう。

お客さんの気持ちになって考えます。自分自身がよく行くお店があれば、なぜそこに通ってしまうのか、そのお店にはどんな特徴があってそれをどう表現されているのかを振り返ってみましょう。

そして強みを深掘りしていくツールとしてVRIO分析というものがあります。V・R・I・O、の要素をできるだけそろえるとお店は長続きすると言われています。

まず最低条件、V value バリュー、経済的価値
お客さんがお金を払いたくなる価値があるかどうか。そもそもこの価値がなければ経営は成り立ちません。

次に+R rareness レアネス、希少性
ここにしかないもの、ここでしか体験できないこと、他にないものかどうか。
先ほどの価値に+希少性が加わるとさらに強くなります。

次に+I imitability イミテイビリティ、模倣困難性
簡単には真似できないものかどうか。
希少な価値は簡単に真似できないものであればさらに強くなります。例えば長年かけて習得した技術ノウハウ。他の人にない経歴だからこそひらめいたビジネスアイデアなど。

最後に+O organization オーガナイゼーション、組織・チーム
簡単に真似できない希少な価値を維持するチームがあるかどうか。それは従業員でも協力してくれるビジネスパートナーでも。この存在によってさらに強くなり、長続きすると言われます。
自分の強みって何だろう、これから強くしていくにはどうしたらいいかの参考にしてもらえるといいと思います。

【まとめ】
⭐︎お店のウリはお客さん目線で考える!
⭐︎強みの深掘りVRIO分析はお店を長続きさせるヒント!

【次回】事業計画書のつくりかた⑥資金計画